乳房の変化(妊娠初期の症状・病気・兆候を知る)

乳房の変化(妊娠初期の症状・病気・兆候を知る)

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乳房の変化


妊娠すると、ホルモン作用の影響で、乳腺が発達するため、乳房全体に様々な変化が出てきて、母乳を出す準備が始まります。

乳房全体としては、乳腺の肥大や脂肪組織が増加するために、硬く張ってきます。またエストロゲン、プロゲステロンによる刺激で、妊娠2カ月頃からは乳房全体が大きくなり始めます。乳頭や乳輪も大きくなり、メラニン色素が増えるので、黒ずんだりします。また少結節といってブツブツしたものができてきます。

卵胞ホルモンの働きで、母乳が作られる乳腺組織や、母乳の通り道になる乳管が発達します。そのため乳頭は非常に敏感になったり、張ってチクチクと痛みを感じることがあります。これは黄体ホルモンが乳腺にも働くからです。

さらに発達の速度が速いと、血液循環が追いつかずに、乳房がうっ血したり、部分的にしこりができたりします。中には強い痛みを感じる妊婦さんもいるでしょう。
ただ、これらの症状は、妊娠中の生理的なものなので、特に心配は要りません。

こうした乳房の変化を、入浴時や着替えの際に、色や形、手で触ってみて張りや痛みが無いか、きちんとチェックしておきましょう。特に乳房を触って、しこりがないかを気をつけましょう。最近の統計では、乳がんにかかる若い人が多いという報告があります。早期発見のためにも妊娠、非妊娠にかかわらず、乳房チェックを習慣化するのは、よいことですね。

乳房の変化に合わせ、適切なサイズのブラジャーを選ぶことをお勧めします。乳房を保護するようなゆったりとしたもの、締め付けない妊婦用のものですね。

産後、赤ちゃんを母乳で育てたいという妊婦さんでも、妊娠中には乳頭のお手入れはあまりお勧めで着ません。軽いマッサージ程度ならいいのですが、あまり手で乳房を刺激して分泌物をだすと、乳腺炎を起こしたり、ときには早産につながってしまう恐れもあります。
もしマッサージ中にお腹の張りを感じたら、すぐに中止しましょう。

乳輪や乳頭には、表面を保護する潤滑油が自然に分泌され、母乳を出す準備を整えています。ですのでこの分泌物を無理にはふき取らないようにしましょう。

発達と共にどんどん変化していく乳房。発熱や乳頭からの血の混じった分泌物が出た場合は、医師の治療を受ける必要があります。

赤ちゃんとお母さんの絆を結ぶ大切な母乳です。実際に母乳育児をした人に話を聞いたり、現在授乳中の人に見せてもらうと、参考になることがたくさんあります。


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