早期流産について(妊娠初期の症状・病気・兆候を知る)

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早期流産について

妊娠22週未満に、子宮の中で赤ちゃんの生存が認められなくなり、妊娠が中断することを流産といいます。
妊娠12週未満で流産してしまうことを初期流産、妊娠12週から22週で流産してしまうことを後期流産といいます。

流産の7割は早期流産で、特に妊娠8週から10週に起きています。早期のため、人によっては妊娠していたことすら気付かないこともあるようです。

初期流産の原因は、染色体異常で受精卵が育たないことが6割から7割で赤ちゃん側に、後期流産の原因は、絨毛膜下血腫や子宮頸官無力症など、母親側にあります。

その他、遺伝子の異常、妊娠前後の卵巣ホルモン分泌不良や不育症、習慣流産、免疫反応が関係しているという説もあります。

流産の自覚症状は人によって様々ですが、多いのは出血と下腹部痛です。出血が長く続いたり、腹痛が段々ひどくなったりするケースもあります。中にはまったく自覚症状がない人も。その場合、予定月経よりも少し遅れての、月経開始になります。

逆に、出血やお腹の張りなど流産の兆候があっても、子宮頸管はまだ閉じていて、妊娠継続可能な状態を、切迫流産といいます。少量の出血で月経痛のような下腹部痛を感じることが多いようですね。この場合、たとえ出血があっても、超音波検査で胎児の心拍が確認できれば、流産率は低いと考えられます。ちなみに、出血があっても流産する可能性はわずか3%、妊娠初期に出血がある妊婦さんは20%といわれています。

この時期に、流産と切迫流産を見極めることは、難しいとされています。治療法としては安静にしていること。赤ちゃんの生命力を信じましょう。

また、流産とわかったら、次の妊娠に差し支えないよう、子宮内容を取り除く処置をします。子宮内のものが自然に排出されても、不全流産といって、一部が残ることがあるからです。妊娠12週未満は掻爬(そうは)手術、12週以降はプロスタグランジで子宮収縮を起こして取り出します。

流産は、染色体異常や細胞分裂の際に、たまたま異常を起こしただけであって、必ずしも母親側に原因があるわけではありません。統計的に、流産する人は10人に2人といわれていますが、1度流産をしても、次からは異常がなかったという人は多いのです。心配したり悩んだりする必要はありません。

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