誘発~出産(妊娠初期の症状・病気・兆候を知る)

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誘発~出産

臨月になると、診察のたびに子宮口が何cm開いているかチェックされます。

出産予定日まであと1週間ちょっととなった時、私の子宮口の開きは約1cmで、赤ちゃんは全く下りてきていませんでした。

しかし、相変わらず体重が増えなかったため、医師から「誘発分娩」を提案されました。赤ちゃんが小さいと、急に状況が悪くなってしまうことがあるらしく、早く外に出して育ててあげたほうがいいとのこと。そして、その診察を受けた3日後から入院することとなりました。

【誘発1日目】

やはり子宮口は1cmしか開いていませんでした。そのため、子宮口と下向きになっている赤ちゃんの頭の間に「水風船(バルーン)」をいれました。

子宮口は、赤ちゃんが下りてきて頭で押すことで開きます。なので、バルーンを入れて赤ちゃんの頭と子宮口の隙間が埋め、赤ちゃんがあまり下りていなくても、子宮口を押しやすく、開きやすくします。

バルーンを入れた後、ベッドに横たわりNST検査の器械をおなかに装着。そして誘発剤を点滴します。この誘発剤の効き方は個人差があるようで、少量でもすぐ陣痛が来る人もいれば、多量投与してもなかなか陣痛が来ない人もいるとのこと。私は後者でした。

バルーンを挿入しているので違和感はありますし、たま~に生理痛みたいなズシーンという痛みもありましたが、本格的な陣痛には結びつかず、夕方5時くらいで本日の投与は終了です。また、挿入していたバルーンも抜きました。

【誘発2日目・3日目】

相変わらず陣痛は来ず、1日中テレビや雑誌を見たり、お昼寝したりして過ごしました。

3日目の夕方、ほかの人よりもかなりハイペースで誘発剤を投与しているにも関わらず、全く陣痛の気配がないので、一度自宅に戻りましょうとの判断。しかし、バルーンを抜いたときに若干の破水が確認され「出産するまで家には戻れません」と言われました。

【誘発4日目】

この日はバルーンなしの誘発剤のみ。破水後は羊水に雑菌が流れ込むため、42時間以内に出産しなければいけないとのことですが、私はまったく元気なまま。

担当医師は「人工破膜」をし、羊水内の成分でさらに陣痛を引き出そうと試みました。また、羊水の色を確認することで、赤ちゃんがまだ安全な状態か知ることができるそうです。

そして、担当の看護師さんが「赤ちゃんが下におりてきやすくする方法」を色々試してくれました。まず、ベッドから起き上がって胡坐をかきました。そして、看護師さんが手と足のツボを押してくれたり、陣痛を起こしやすくする効能を持つアロマオイルをたらしたフットバスを持ってきてくれたり…。それでも効果なく、緊急帝王切開決定となりました。

手術が決定してからすぐ、手術の同意書などにサインをし、むくみ防止のストッキングをはいたり、剃毛したり準備にはいります。

手術台に上がってからは全裸です。緊張と寒いのとでガタガタ震えていました。

背中を赤ちゃんのように丸めて麻酔を注射。それほど痛みは感じません。麻酔は胸から下だけに効くようになっています。

その後、医師による麻酔が効いているかの確認があり、尿管を装着して手術開始です。最初から最後まで震えが止まりませんでしたが、おなかを切っているときも、縫い合わせているときも、しっかり麻酔が効いているので痛くはありません。

赤ちゃんが取り出されたとき、手術室に大きな泣き声が響きました。その瞬間、私は涙が溢れ出てきて、しばらく止まりませんでした。

出産ほど感動的なものはない気がします。帝王切開だったので、この感動をパパは味わうことができませんでしたが、普通分娩の場合は、ぜひパパにも付き添ってほしいなって思います。

妊娠中は「男の人は自由でいいなぁ」って思っていましたが、今は「この感動を味わえなくてかわいそう」って思います。

それくらい出産って感動的なもので、妊娠中に不安だったこと、辛かったことなんてすぐ忘れちゃいます。これから、妊娠・出産を予定している人には「マタニティブルー」になる必要なんてないよって伝えてあげたいです。

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